ビル・エヴァンス - Wikipedia。Marian McPartland's Piano Jazz With Bill Evans by Bill Evansビル・エバンスの人柄も感じられる作品中古を探していたが、なかった。そんなところへ再販された待望の作品。期待通り、いやそれ以上、特にピアノの音がとてもキレイ。ボールドウィンかスタンウェイのショールームで収録されたものらしい。一曲目のデビーはマクパートランドも言っている通り、他のバージョンとは異なる。装飾音の付け方がソロならでは、そしてとても新鮮な感じがした。中盤、キーの話しになり、ビルが Keys don't bother me.(どのキーでも特に困らない)などと言っている辺りは、やはり凄いピアニストなんだなあと思った。できることなら会話部分のスクリプトが欲しかったな。後半マクパートランドが「あなた(ビル)の前で弾くのは緊張して・・・」と言うと、ビルも「私も同じでしたよ」などという辺りは、紳士だなー。主役だからといって一方的に喋るわけではなく、ビルは上手な聞き手でもありました。本作品は数年間、絶版になっていた。英語が判るビルエバンスファンは血眼になって探していた人も少ないないはずなので、まさに待望の再販である。実兄が聞き手の初期の自分の演奏の解説はビデオになっているが、本CDは最後のトリオが編成されたばかりの最後期時点(78年)での、自分の音楽に対する境地(例えば、自分はまだソロピアニストとしては不十分である)、ピアノ演奏論、過去、現在のトリオメンバーの評価(特にラファロ、ゴメス、ジョンソンの三大ベーシストの評価が高い)等を語っており貴重な資料である。ただし映像ではないので字幕は当然付かないし、邦訳も付随していないので購入前に注意が必要。知的で落ち着き払っている。良くも悪くビルエバンスに薀蓄を傾ける評論家は多いが、本人が実演しながらの解説に勝るものは無い。マンハッタンの天井が高く好音響のスタンウェーショーのルームで、厳選、調律されたピアノを使っての録音は、音質的に80年のTurn Out The Star CDと並んで、エバンス作品中最高の一枚と言える。曲目は写真2、写真3を参照下さい。